溶け出した卵塊 \(◎o◎)/!
2012年 06月 24日
兵庫県の、どちらかと言えば~やや日本海側寄りの生野の奥の
日本ハンザキ研究所のオオサンショウウオ保護施設(かつての学校のプール)の奥に・・・
奥が元足洗い場で、手前が元目洗い場で、それを隔てるコンクリート壁の上に置かれた板の下に
(¬o¬)----☆ 白い卵塊が!
目洗い場の下辺りに無造作に置かれた塩ビ管の隙間に~(¬o¬)----☆
4個の卵塊
一番右側にある卵塊は形を失ってドロドロ状態で、その中でオタマジャクシがくねっていた。
塩ビ管を右側から覗き込むと~管の奥にも卵塊が見えた。
溶け出した卵塊の残りなのか? 別に産み付けられていた卵塊なのか? 不明。
立て掛けられていた塩ビ管の中にも~(¬o¬)----☆
後ろの足洗い場では、コンクリート壁に産み付けられ、
こちら側では、塩ビ管に産み付けられ、しかしオオサンショウウオのいるプールには皆無。
以上、6月16日のレポ。
↑から丁度1週間後の本日6月23日、さて、あの卵塊たちはどうなったのかな?
(◎-◎;)!!
コンクリートと板との間にお供え餅みたいに産み付けられた卵塊は、中身が空っぽ!
中身が流れ着く先は多分この目洗い場。
昨年までは排水できずに常時水溜りになっていた。
それがどうしたことか、今年になって少しずつ水位が下がって、ついには水が溜まらなくなったそうで・・・
(-∧-)合掌・・・
塩ビ管の方では、溶解した卵塊の中でオタマジャクシがうごめいていた。
台風に続く大雨で水が入り込んだのか、塩ビ管の中で泳ぐオタマジャクシ
再掲になるが、ものすごく興味を惹かれたのがこの卵塊の様子。
卵塊の外側を指で押してみた。
指に粘液のようなものが付くことはなかった。
もっちりしていて弾力があり、産んで間がない卵塊の感触と似ていた。
ここは雨が直には降りかからないので、中身が溶け出したのは幼生の仕業だと合点がいった。
『街・発信』 2012年6月号 「はりま水の歳時記」より、一部抜粋 市川憲平(姫路市立水族館館長)
泡状の卵塊は、雨がかかっても溶けることはありませんが、ふ化が近づくと、幼生の出した酵素により溶けて流れ始めます。300匹から800匹のオタマジャクシが、溶けた泡とともに池の中に流れて行きます。
なんてうまくできてるんだろう~w( ̄o ̄)w
by MatsuHimeji
| 2012-06-24 00:08
| 蛙たち