三瓶山のカマドウマ
2014年 11月 20日
さん山会11月例会は、15日に道後山 1268.4m(鳥取県と広島県の県境)、16日に三瓶山 1126 m(島根県)
山は紅葉も終わって冬枯れの様相。
中国山地中部に位置する道後山では積雪も見られ、
虫モードの目で やっっっとこせ~~~で見つけたのは ガガンボ2匹。。。
三瓶山もアカンやろな~( ´△`)アァ- と無いものねだりの諦めムードだったが、
なんと~なんと~カマドウマに遭遇!(^O^)/
三瓶山は活火山。
女三瓶 953m から南西方向の孫三瓶 903m と火口湖の室の内池 684m を望む。
標高差269mを一気に下って、火口湖の室の内池を目指す。
下り途中、ミズナラの落ち葉にナラハヒラタマルタマフシ(虫こぶ)みっけ!
更に下って、炭焼きで伐採された二次林(元ブナ林)
山道にカマドウマの仲間みっけ! ヽ(^o^)丿
右後肢が欠損しているけどジャンプする体力はまだあった。
寒さに強いんだね~(@_@;)
火口湖の「室の内池」立て看板
火口湖に続く湿地帯を行くと、そこは「鳥地獄」とあった。
まっこと活火山だと実感できる場所だった。(*_*)
標高差219mの孫三瓶を目指して喘ぎ喘ぎ登る途中、またみっけ!
先に見たカマドウマと似通った印象を受けた。
この個体も右後肢が欠損していたけど、素晴らしいジャンプで逃げ去った。
孫三瓶山頂から主峰・男三瓶(1126m)を望む。
以上、逢えてうれしいカマドウマのレポでした。m(__)m
撮影機材: OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
実は、11月上旬に、好むところの『 Webナショジオ【研究室】研究室に行ってみた。』で
神戸大学 群集生態学 佐藤拓哉さんのフィールドワークのレポにわくわく♪していた。
カマドウマの心を操る寄生虫ハリガネムシ・・・
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20141030/422331/
カマドウマもハリガネムシも、云われなき偏見を持たれ易い生きもの。
斯く言うわたくしも、カマドウマを竹馬の友として育ってはいるけれど、
ハリガネムシはどう見ても蠢く針金としか見えず、恐いもの見たさはあっても、愛着を覚えることはなかった。
ごめんねハリガネムシ! (^人^)
この世に生きていて、値打ちのないものなんてないんだね。
by MatsuHimeji
| 2014-11-20 20:58
| 虫たち